横浜発祥のソウルフード【サンマーメン】おすすめの店５選

横浜を代表するソウルフードといえば、サンマーメンです。横浜市内では、高級店から大衆店まで、多くの中華料理店でサンマーメンを食べることができます。

今回は、サンマーメンを楽しめる名店5選をご紹介します。一品でボリュームたっぷりなものから、セットメニューで他の料理と一緒に楽しめるものまで、幅広いラインナップになっています。ぜひ参考にしてみてください。

サンマーメンとは

塩ラーメンや醤油ラーメンの上に、肉や野菜が入ったあんがかかっている麺料理がサンマーメンです。その名前から、秋刀魚（サンマ）が乗っている麺を想像する人も多いのですが、実際はまったく異なる料理なんです。

「かながわサンマー麺の会」によると、戦前の調理人達のまかない料理で、とろみを付けた肉そばが原形とのこと。

サンマーメンは漢字で「生馬麺」と書き、広東語で「生」を「サン」、「馬」を「マー」と読みます。「生（サン）」は「新鮮でしゃきしゃきした」、 「馬（マー）」は「上に乗せる」という意味があるそうです。

ここは外せない！サンマーメンの老舗

サンマーメンは、横浜市内にある多くの中華料理店で食べることができます。まずはおさえておきたい、老舗の名店をご紹介します。

サンマーメン発祥店といわれる「玉泉亭」

玉泉亭は1918（大正7）年に創業し、今も多くの人に愛されている中華の老舗。サンマーメンの発祥店といわれている名店です。

店舗は伊勢佐木町本店と、横浜駅東口ポルタ店の2か所あります。

こちらで味わえるのは、サンマーメン（800円）のほか、サンマーワンタンメン（950円）というメニューもあります。お腹いっぱい食べたいときは、ワンタン入りのサンマーメンに惹かれますね。

サンマーメンを食べたことがないという人は、まずは発祥店に行ってみてはいかがでしょうか。

シウマイと一緒に食べたい「崎陽軒 横浜赤レンガ倉庫店」

シウマイで有名な崎陽軒のメニューにも、サンマーメンがあります。

崎陽軒赤レンガ倉庫店で食べられるのは、野菜たっぷりサンマーメン（1,150円）です。外食をすると野菜不足になりがちですが、崎陽軒のサンマーメンなら野菜もしっかり食べられます。

崎陽軒のホームページによると、野菜たっぷりサンマーメンは一番人気のメニューとのこと。名物のシウマイと一緒に、ぜひ味わってみてください。

横浜中華街でサンマーメンを楽しめるお店

横浜中華街エリアでも、サンマーメンが食べられるお店がいくつもあります。

排骨（パイコー）サンマーメンが名物「三和楼」

1962（昭和37）年に創業した中華街の老舗である三和楼。こちらで食べられるのは、もやし、豚肉、タケノコ、ニラ、人参、きくらげがのった具だくさんのサンマーメン（950円）。

そして注目したいのが、定番サンマーメンに三和楼特製の排骨が乗った、豪華な排骨サンマーメン（1,150円）です。

排骨とは、豚のあばら肉に、卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた料理のこと。三和楼は、横浜中華街で排骨の元祖のお店だそう。

三和楼ならではの排骨サンマーメンは、横浜中華街に行ったら一度は味わいたいメニュー。麺と一緒にお肉もたっぷり食べたい人におすすめです。

豪華なランチでサンマーメンを楽しめる「重慶茶樓」

舗の名店である「重慶飯店」が運営する飲茶のお店、重慶茶樓。

こちらで食べられるサンマーメンは、平日限定の「プチ贅沢ランチ」（1,980円）のセットメニューに入っています。

メニューの内容は、豪華な7品。「選べる湯麺」のひとつに、サンマーメンがあるのです。

• 海鮮の冷菜
• 大海老のマヨネーズ和え
• 大海老のチリソース
• 蒸し鶏の特製ソース掛け
• かぼちゃ餃子・ほうれん草餃子
• 選べる湯麺（ハーフサイズ：ワンタン麺・担担麺・サンマー麺）
• 杏仁豆腐

餃子をはじめ、他の料理と一緒にサンマーメンを味わうのもいいですね。このメニューのサンマーメンはハーフサイズなので、いろいろな料理を少しずつ食べたい人におすすめです。

リーズナブルにサンマーメンを食べられるお店

最後にご紹介するのは、ワンコインでサンマーメンを味わえる有名店です。

大衆中華の人気店「龍味」

横浜駅直結の「エニキア横浜」にある龍味は、リーズナブルに中華が味わえる名店。昼も夜も行列が絶えないほどの人気店です。

龍味のサンマーメンは、なんと驚きの500円！　ワンコインで絶品サンマーメンが食べられるのです。

リーズナブルなので、餃子やチャーハンといった他のメニューもあわせて注文しても、お財布に優しい金額です。

お腹いっぱい食べたいときに、おすすめのお店です。